【いつも寝つきが悪い!】入眠障害とは?

不眠症は4つのタイプに分かれています。そのひとつに「入眠障害」というものがあって、これは



ベッドに入って寝付くまでの時間が平均で10分~15分かかるといわれていますが、30分~1時間以上かかるようであれば入眠障害といえます。

もちろんそれも本人は全く気にしていなく、不満としていないなら何の問題も有りませんが普段は寝付くのに時間がかからないのに寝付けない。

それが続くというのであれば入眠障害の疑いがあるとみてもいいでしょう。

この寝つきが悪い、なかなか眠れないという症状が起こる原因は脳と身体が寝るための状態になっていない事なのですが、脳と身体を睡眠に適した状態にするというのも現代人にとっては簡単ではなくなってきています。

「心配で眠れなかった。眠れないほど不安だった」という表現があるくらい、ストレスや不安が原因というのが一番多くみられます

昼の活動や仕事などで緊張感が解けないままの「過緊張性の不眠」。よく、疲れ過ぎて眠れないと言います。これは



にあります。過緊張性の不眠には、どんなに睡眠時間があっても緊張が解れなければ入眠障害は改善されません。就寝前に心を落ち着かせる事が大切です。

他にも音や光、体内時計の乱れ、カフェイン摂取など入眠障害の原因はありますが、慢性化する入眠障害はやはり感情の高ぶりです。

何かが楽しみで眠れないのであれば長くても数日間ですが、悩みというのはとても大きく心にのしかかります。

そして繰り返し頭を巡るので脳は休まりません。悩みは早く解決に越した事はありませんが、解決に至らないのなら心身共に休息ができるようリラクゼーションを試してみるのも良いかもしれません

関連記事

入眠障害の症状について

入眠障害の症状について考えてみましょう。ざっくり言うとスムーズに眠れないということです。

いざ眠くなって布団の中に入ってから30分~1時間以上眠れないという人は、入眠障害が疑われます

もちろん1日や2日だけ、この状態になってしまうということは誰でもあることです。しかし1週間以上この状態が続くときには入眠障害と考えられます。

そして寝てから目が覚めることが何回もある場合は、中途覚醒の症状もダブルであるとも考えられます

特に入眠障害は眠いのに眠れない。そして眠れないことで焦ってしまうと、ますます眠ることができなくなり白々と夜が明けてしまうということもあります。

人によってこの症状の重度も違うようですが、重い人は



という人もいます。特にうつ病になっている人などは、このような症状が多く見られるようです。

しかし朝には起きて仕事があるという人は、昼間にうとうとしてしまい車の運転なども危険です。

他にも仕事や学業も集中力がなくなり、ミスをしたり頭に入らなかったりと困ったことが起こってしまいます。

ストレスが大きくかかわっていると言われていますが、例えば仕事でのストレスや人間関係などがたまっていると、ちょっとしたきっかけでも入眠障害が起こることにもなります

ストレスも分かるストレスなら解消する方法もありますが、自覚のないストレスによるものもあり、医師によるカウンセリングなどが効果的な場合もあるようです。

関連記事

入眠障害の原因について

入眠障害の原因は一言でいうと、



ということになります。もちろん要因はストレスや生活リズムの乱れ、ホルモンの乱れ、うつ病など。例えばホルモンの乱れは直接自律神経の乱れにつながります

特に更年期などによる入眠障害も起こりやすくなります。またストレスによっても自律神経を崩して入眠障害を起こします。

そして生活リズムの乱れも自律神経の乱れの原因となるため、入眠障害をはじめいろいろな睡眠障害を起こしかねません。

ストレスは心のストレスと体のストレスがあります。体のストレスは逆に睡眠をスムーズにすることも多く、適度な運動など体に少しストレスを与える方が入眠障害の改善効果があります

もちろん過度な体のストレスは自律神経が乱れるので良くありません。

しかし多くは心のストレスが入眠障害につながり、自律神経を崩す原因にもなるようです。心のストレスによって体は緊張状態が続いてしまいます。

つまりこれこそ交感神経から副交感神経に上手にチェンジできない原因になるのです。

生活リズムの乱れは、もちろん自律神経を崩すことになってしまいます。朝はギリギリまで寝ていて、夜はずっとネットやテレビを見て起きているという人。

就寝時間が一定していない人なども睡眠障害を起こしやすくなります。完全に体内時計が狂ってしまうことで、寝たいと思っても寝られなくなってしまうのです。

うつ病の場合は、もちろん心のストレスもたくさん抱えています。またうつ病の人は不安を解消するセロトニンの分泌が低下したり、分泌していない場合が多いとのこと。セロトニンが分泌されなければ



そのためうつ病になると、睡眠障害はつきものとも言われています。特に入眠障害はうつ病の初期段階に起こりやすいと言われています。

このようにさまざまな要因がありますが、結局行き着くところは自律神経の乱れにつながります。ただし、どれが原因だというより、どれもがすべて連動していると言えそうです。

関連記事

入眠障害なら、今の自分をチェックから

入眠障害かもしれないと思ったらすぐに病院に駆け込むより、まず自分は入眠障害になっているのかというチェックをしましょう。そしてもう一つのチェックは、



することです。

そして要因になっていることを改善していくと、スムーズに入眠することができるようになる可能性があります。

また最近では入眠障害を初めとする睡眠障害に効果の高いサプリも出ていますが、自分の入眠障害の原因が分かれば最適なサプリの選択もできるわけです。

入眠障害なのかチェック
・布団に入ってから30分以上眠れないことが1カ月近く続く
・目が冴えてしまう
・いろいろな不安なことなどネガティブなことが思い浮かんでしまう
・足が気になって眠れない

これらが3つ以上当てはまれば入眠障害の傾向があると考えられます。

今の自分の環境などからチェック
・寝室は静かですか
・寝室は暗くなっていますか
・寝具は気温などに対して適切ですか
・昼すぎにカフェインの摂取は多くないでしょうか、夜にカフェインを摂取していませんか
・暴飲暴食していませんか
・仕事など忙し過ぎませんか
・人間関係でトラブルはないでしょうか
・冷え性ではないか
・イライラしたりヒステリックになっていませんか
・45歳以上なら更年期ということも
・食事は栄養のバランスを考えていますか
・適度な運動はしていますか
・ストレス解消をしていますか
・無気力になっていることはありませんか
・規則正しい生活をしていますか
・寝る時間はいつも同じですか

ここではチェックした数に関係はなく、自分の生活の中で入眠障害になる要因を探し出すものです。

例えば45歳以上にチェックした人は更年期ということも考えられるので、更年期対策をしてみるといいかも知れません。

また規則正しい生活や食生活などは、自分でも改善できることなのでやってみましょう。またストレスが溜まっているようなら、ストレスのケアや対策を考えることも大切になりそうです。

関連記事

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)