不眠症を患う人で、
という人は多いはず。私もそうでした。睡眠という毎日行うべきものが普通にできないという異常な現象に戸惑うばかりか、さらにその普通に行うべき睡眠を薬で何とかしようというのは取り返しの付かない事のようで、どうにか睡眠薬は避けたいと思っていたものでした。
結果的には飲みましたが(睡眠導入剤と、安定剤でした)。今の睡眠薬は安全性も高く癖になることも少ないようですが、個人的には睡眠薬はやっぱり最終手段ですね。
不眠症の理由は幾つもあり、人によって程度も違います。
ただ、ストレスが悪いとかアルコールが悪いとか、疲れすぎなど身体にとって悪いものは同じですし、良いものも同じです。私がしょっちゅう不眠症になってフラフラムカムカしていた10年以上前は不眠症改善のサプリメントは見かけませんでしたが、
当時、不眠症はセロトニン不足だということも、セロトニンというものの存在さえ知りませんでした。それだけ不眠症が現代人に多い…ということですね。
いや、良い物が出回っていようと不眠症患者は減らないのであれば、それは流通しているサプリメントの効果やいかに?!とも取れるような気もしますね。
ただ、サプリメントは睡眠薬ではないので安心して試せるというところが利点ですね。
その快眠に欠かせないセロトニンは幸せホルモンとも呼ばれる神経伝達物質で、アドレナリンは意欲、不安、攻撃、恐怖といった感情の神経伝達物質で、ドーパミンは適応、学習、意欲の神経伝達物質。
このふたつの神経伝達物質が活発になれば当然心も身体も冴えて覚醒状態となり、睡眠を摂る意欲を無くします。その調整をしているのがセロトニンです。
今わかっているだけで50以上の伝達物質があると言われていて、その中のたった3つなのですが、うつ状態や睡眠といった現代病との関わりが深いものなのです。
そして、その「幸せホルモン」といわれるセロトニンの原料であるトリプトファンは、体内で作られないため食品で吸収しなければならない必須アミノ酸です。
そのトリプトファンをサプリメントとした物が不眠症改善に役立つとされています。
もう一つがビタミンB6。ビタミンB6は精神安定効果が高いので不眠症改善に良いのも納得ですが、どう見てもサプリメントや化粧品の流行と同じような印象ですが、ただ言えるのが、何事も進歩していて最善を尽くしたいと願う情報が出回っているのです。
薬ではないし副作用も極めて少ないので試してみるのもいいですね。
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不眠症を改善するためのサプリ
不眠症を改善するためのサプリもいろいろあります。例えばセロトニンを増やす効果のあるサプリというものがあります。
セロトニン自体はホルモンですが、それを作り出す材料はトリプトファンという成分です。このトリプトファンを食品から十分摂れていない場合はセロトニン生成ができません。
セロトニンが分泌されることで、睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌することができるという関係があるため、どうしても
また不眠症に必要なビタミンやミネラルなどが不足していても、不眠は改善されず悪化していきます。
そのためカルシウム、マグネシウム、ビタミンB群、ビタミンC、亜鉛などが必要となります。これら特に不眠症には摂取したい成分のサプリも出まわっています。
もちろんこれらの成分が他の成分に含まれて、不眠症サプリとして売り出されているものもあります。
このように良い眠りのためのサプリがいろいろ出まわっています。このような種類の中で自分に相性のいいものを探すことで、睡眠薬に頼らずに不眠症を乗り超えたという人もたくさんいます。やはり実際にサプリを飲んでみなければ相性はわかりません。
最低1カ月は続けてみたいところですが、実は3カ月は続けてみないとサプリの本来の効果は分からないと言われています。
もともと薬と違い、効果は緩やかなものなので、効果を感じるまで1~3カ月はかかると考えましょう。そして自分と相性の良いサプリは、睡眠障害を体質から改善してくれるはずです。
不眠症の改善サプリと対策
不眠症の改善のためのサプリにもさまざまなタイプがあります。しかし主となる成分はビタミンB6、ビイタミン12、メラトニン、トリプトファン、GABAの5つです。
ビタミンB6は精神を安定させる効果があります。不眠症の原因には自律神経の乱れがあり、交換神経が活発になったまま副交換神経にうまくチェンジできないということがほとんどです。
交換神経によって活発になっている状態を落着かせることはとても重要であり、不眠症サプリにはビタミンB6が配合されたサプリはとても多くなっています。
牛や鶏のレバーにも豊富に含まれているので、サプリだけでなく食事にもプラスして、不眠症対策をしてみてはいかがでしょう。
ビタミンB12は体内時計を調整する効果があります。体内時計が狂っていることで不眠症になっている人もいます。
時差のある体内時計が狂った人などにもビタミンB12はおすすめです。シジミやアサリなどに多く含まれている成分です。
メラトニンは睡眠ホルモンと言われていますが、自然に眠気を促すホルモンです。セロトニンが生成されるときにメラトニンも作られるとも言われ、セロトニンの生成が減少するとメラトニンも減っていきます。
そのためセロトニンを作るためにはトリプトファンも必要です。トリプトファンを摂取することで、セロトニンが増えるため
そのため不眠症サプリにはメラトニンが含まれているものや、トリプトファンを含むものがとても多いのです。
またGABAは精神安定の効果があります。わたしたちはストレスを感じるとノルアドレナリンやアドレナリンを分泌します。
これらは脳の血圧を上げて脳を活発にしていきます。これこそ夜も興奮して不眠になる原因です。そしてGABAにはこのノルアドレナリン、アドレナリンの分泌を抑える効果があります。
そのためストレスの多い人にはGABAもとても効果があります。
また漢方薬を配合したサプリもありますが、例えば半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などで脳の興奮を抑えるため使用されます。
また酸棗仁湯(さんそうにんとう)はリラックス効果が高く、これも不眠症の改善に効果があるとのこと。
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不眠症サプリメントと睡眠薬の違いについて
不眠症の場合、どうしても自分だけでは、改善までなかなか難しいこともあります。そんなときに睡眠薬や不眠症サプリメントをプラスして、うまく不眠症を改善した人も多いのではないでしょうか。
しかし睡眠薬を飲みたくないため、サプリメントからスタートする人も少なくありません。
睡眠薬は薬であっても基本的に原因を治すものではないのです。薬によって神経に影響を与え、ただ眠らせてしまうというものなので、
また副作用や依存性に対しての危険性を感じている人も多く、そのようなことから不眠症サプリの人気が高いのではないでしょうか。
不眠症サプリメントは、睡眠薬のように確実にすぐに眠くなるというものではありません。睡眠ホルモンや自律神経などに影響を与え、おだやかに不眠解消効果が出るものです。
そのため副作用や依存症は当然ありませんが、飲めば眠れるという睡眠薬のような即効性はありません。
しかし不眠薬を飲む場合は病院に通うことにも必要になります。それに比べてサプリメントなら、数ヶ月のスパンで効果を考えることができるなら、体質から不眠症を改善することができるというメリットもあります。
また病院に通ようこともなく、ドラッグや通販で購入するだけ。どちらを選ぶかはその人の考え方になりますが、やはり最初から睡眠薬に頼ってしまうより、まずサプリメントで体質改善を頑張ってみてもいいと考える人も多いのではないでしょうか。
またどうしても効果をすぐに得たい人は、睡眠薬を飲みながらサプリメントを併用して飲むこともできます。
もともとサプリメントは食品なので、特に睡眠薬を飲んでいる人でもまったく問題ありません。
そこで体質改善を行いながら、とりあえず睡眠薬を服用するというかたちで、睡眠薬をだんだんやめていくようにしたいものです。
もし睡眠薬を飲むなら依存性の弱い睡眠薬もあるので、できるだけそのような薬を処方してもらうように医師に相談しましょう。
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